EMERGENCE
2016年11月17日木曜日
一つの立場に拘泥しないという、一つの立場がある
常識的立場は、新しい時代を予期しない。
いつだって、常識は、過去のドグマと化していくのだろう。
新しいひとは常識に囚われない自由な視点を、教条(モットー)とすべき。
であれば、それはすでに、教条主義と、揶揄されよう。
――だから特定の立場を教義としない、捉われぬ立場を主張しよう。
それもまた、そういう一つの特定の立場とは、いえないか。
固定された観念は、おいてけぼりを、まぬがれない。
時代の、完全なる思想は、変化し得ないが故に、進化もしない。
忘れ去られた宗教のように。
きっと多くはあっという間に、古びるのだ。
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