2015年5月29日金曜日

「コペルニクスの原理」とパラダイムシフト

トーマス・クーン( Thomas S. Kuhn )というひとは、

『コペルニクス革命』 “THE COPERNICAN REVOLUTION”
という本のあとで、

『科学革命の構造』 “THE STRUCTURE OF SCIENTIFIC REVOLUTIONS”
という本を書いています。

‘THE COPERNICAN REVOLUTION’は、
「コペルニクス革命」とも「コペルニクス的転回」とも日本語に翻訳される言葉です。

「コペルニクスの原理」について調べようとしていたら、とりあえず、
トーマス・クーンの著作に行き当たってしまったというわけです。

ついでながら、
「目からうろこ」のたとえのはじまりは、新約聖書にあります。
――と、『広辞苑』に書いてありました。

そういうわけで、ギリシア語の原典部分を、デジタル化してみました。


コペルニクスの原理
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Copernicus.html

目からうろこの パラダイムシフト
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/paradigm.html

2015年5月27日水曜日

《錯視図》

《錯視図》 というのは、
「明らかに違う絵を描いておきながら、『ほら、違うように見えるでしょう?』とかいう愚劣な手法とは異なる、学術的かおりの豊かな、視覚の特性を活用した、不思議のひとつ」
です。

 ――が、どうしたって、「明らかに違う絵」にしか見えないものもあります。

 その各種 《錯視図》 をウェブ上で、即刻、大きさの比較確認をしてしまえるサイトを、自分なりに作ってみました。

矢とか、扇とか、円とか、いずれ劣らぬ見慣れた図形どもなのですが、
専門家の秘儀に、翻弄される始末であります。

その――どうしたって、「明らかに違う絵」にしか見えないもの――

の代表格に「シェパードの平行四辺形」があり、その図柄を

『試してナットク! 錯視図典』 (Amazon のページにリンクしています)

より、コピーして、またその他の図案もまた、拝借して、1ページ作ってしまいました。

そういうわけで、図を重ねてみて、試して、確認して、楽しんでもらえたなら、
改めて、本の各著者に感謝いたしましょう。

《錯視図》 のページ
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Opticalillusion.html

2015年5月24日日曜日

光子の奇妙なふるまいと「量子電磁力学」

 ファインマンさんは、いいます。
どんな形で現れようと、それが自然の性質ってもんで、自然はありのままの姿で現れるもんなんだぜ!

 また、スペースシャトル《チャレンジャー号》事故調査報告書で、こう述べます。
テクノロジーを成功させるためには、広報よりもまず現実を優先すべきである。なぜなら自然を欺くことはできないからである

 そして、
「~~、電子のほかに僕らが光子として表す光の電気力がある。ということは光と電気力が一つにまとまって光子と呼ばれるものになるということだ。だからいうなれば外の世界、つまり核の外には電子と光子があることになる。その電子の振舞いに関する理論が量子電磁力学だと、こういうわけだ」
と、あっさり説明してのけます。

 かたや、朝永振一郎さんは、光子を裁判にかけて、
すなわち、被告は姿を現さない時には二つの窓の二つとも一緒に通りぬけていく、と考えねばならぬということであった
と、いう核心を、ベクトルの合成を例に、簡明に解説してしまいます。

 むずかしくいうと、
「こういうものは、その状態が一つの無限次元複素空間内の原点から射出する一本のヴェクトルで示されるようなものであったのである」
ということらしいのですが、X軸とY軸であらわされる「向き」の話であるならば、多少は我々も聞く耳を持とうというものです。

 そいでもって、図書館に、ファインマンさんの洋書があったので、英語原文と日本語の翻訳を一部、対照してみました。


量子電磁力学(QED) quantum electrodynamics
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/qed.html


量子電磁力学 朝永振一郎「素粒子は 粒子であるか」
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/tomonaga.html


《 英文対照:ファインマン 》
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Feynman.html

2015年5月22日金曜日

「アルキメデスの原理」とガリレオ

「アルキメデスの原理」というのは、「浮力の原理」なわけですが、
当のアルキメデスといえば、

満水の浴槽にざっぷりと身を沈めたところ、
湯が怒涛のごとくにあふれて、結果、
なにやら叫び続けながらギリシャの町中を、

元祖。ストリーキング、というわけのわからん伝承で有名なわけで……。

そのアルキメデスの伝説の誤解を解こうと、ガリレオが立ち上がったわけです。

ということについて、また「科学者」という名称について、資料をデジタル化してみました。

アルキメデスの原理
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Archimedes.html

2015年5月18日月曜日

「宇宙原理」のはじまり

「コペンハーゲン解釈」についての補足が、中途半端なままだったのを、
言葉としての「コペンハーゲン解釈」の初出とされるハイゼンベルクの英文資料が手に入ったので、
それらしい箇所をデジタル化しておきました。

http://theendoftakechan.web.fc2.com/matrix.html#copenhagen


「量子力学」について書いている最中に、
なにやら「量子電磁力学」という言葉を出して終わっていたため、
ここで、ファインマンの本などを引用しようとして、「宇宙原理」に行きあたりました。

どうやら、「宇宙原理」という言葉の言いだしっぺは、
エドワード・アーサー・ミルンというひとらしいのです。

「宇宙原理」に関するページ
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Milne.html

以上、覚え書き、というわけで……。

2015年5月15日金曜日

ズレるとひとつ消える線


Canvas MouseMove改 ExArrow
http://theendoftakechan.web.fc2.com/JavaScript/mousemoveKaiExArrow.html

上のページについては、その後、
“Arrow” バージョンの目的のひとつでもあった、
まっすぐな線の先っちょに「矢印マーク」をつけることに、ようやっと成功しました。

「ツール・ボックスを開く」→「図形の種類」→「矢印 ・ 直線 [線分]」 で、
「OK」を選択 ⇒ 「ツールボックスを閉じる」

★ キャンバスの上で ドラッグする と 矢印になります

また、
「矢印」の追加で、錯視図形の矢印など、作成しました。
その他、特に理由もなく、別の錯視図形数種も、追加してあります。
重ねてみて、確認して、遊べます。


そんなこんなで、「ズレると1本ズラかる線」の錯誤ページを作ってみました。
「消える妖精」の体験コーナーもあります。

隠れた分配の原理 ↓
http://theendoftakechan.web.fc2.com/Principles/Gardner.html

2015年5月8日金曜日

「お絵描きキャンバス」ExArrow 追加情報

その後、
ファイルの「参照」二種で パソコン内の画像ファイルのイメージ化と、
そのまま画像として貼り付け に対応しました。

「矢印」の追加で、ベルギーアロー等の、色と大きさの設定が可能になりました。

幾何図形の描画に便利な、格子ラインを 間隔設定可能にしました。
それに ともない、黒色だけ消すボタンを設置しました。


消し色の 「消しゴム」化により、
これまでは、背景色を 上塗りしていたのを これからは ちゃんと 色を消します。

これで、

◎ 背景色の変更 (画像では 透明色)
◎ 背景の透明な部分に着色 (画像でも 色がつきます)

が 可能になりました。


その他、操作性の向上を目指しました。

◎ スポイト (色情報の取得)
◎ 色の塗り替え (指定された色を残さず)
◎ インクの流し込み (小さい範囲での)


サンプルは ここ ↓
Canvas MouseMove改 ExArrow

http://theendoftakechan.web.fc2.com/JavaScript/mousemoveKaiExArrow.html