2017年5月11日木曜日

芋虫は蛹をへて蝶蛾となり空に舞う

 王の死を宣告した革命は、その空席を襲わんとして。
 みずからの死を呼び込む。

 策に溺れることも知らずいもむしはさなぎを経て蝶となる。
 どういう偶然の重なりが必然となって、かれらは空を目指したのか。
 その仕組みをプログラムとして描き出せる人間がどこにいるのか。
 それが可能なら、もはや〈神〉であろうものを。
 人間は、どこまで愚かに、「何でも知っている」のか?

 神々の遺伝子を手に入れてクローンを創造しようとでもいうのか。
 その長い道の途上にあって、空を見つついつも夢想に舞い上がるだけなのか。
 みえない〈神の手〉をいつかわがものにと。

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