✥ テオドロスの螺旋
『無理数の話』
〔ジュリアン・ハヴィル/著〕付録 A テオドロスのらせん
(p.347)
まず、このらせんの別名が Quadratwurzelschnecke〔平方根カタツムリ〕だということを知るとうれしいかもしれない。これは 1980 年、オーストリアの数学者で、このらせんのいくつかの性質を調べた、故エドムント・フラウカが考えた名だ。 ◎ 上の文章に続いて、テオドロスの螺旋の ―― 作図のための ―― 座標計算は「三角形の直角でない頂点の座標を表す式を求めてみる。そのためには複素数を用いると便利だ。」と語られています。
(pp.347-348)
頂点 z1 = 1 + i から始め、複素数の加法によって、z n から z n+1 を作る。z n+1 = z n + 「 z n に対して直角で長さ 1 の複素数」
複素数に i を掛けるのは、その複素数を反時計回りに 90° 回転させることで、複素数をその長さで割れば、結果として得られる複素数の長さは 1 となる。そこでこのらせんは、z1 = 1 + i,
z n+1 = z n + | z n | i, n = 1, 2, 3, . . . |
| z n | |
◎ この引用文は計算式のほんの始まりの部分です。
かなり難しい計算過程を経た後に
「テオドロスのらせんは、漸近的にアルキメデスのらせんに近づいていく。」(p.352) と、述べられています。
〔引用文: 終わり〕
かなり難しい計算過程を経た後に
「テオドロスのらせんは、漸近的にアルキメデスのらせんに近づいていく。」(p.352) と、述べられています。
〔引用文: 終わり〕
◈ 下のテオドロスの螺旋図は、極座標 ( r , θ ) を用いた計算法による作図です。
⛞ アルキメデスの螺旋の係数 ( r = a + b θ )
▣ a = ▣ b =
⛞ ガウス平面の対数螺旋
▣ 1 回転して、c 倍になる ▣ c = ◈ 回転数を変更する 回転数 :
―― 例により、コピペしてそのまま使える、JavaScript の見本をテキスト化して掲載したページを、計算方法の紹介などとともに、以下のサイトで公開しています。
JavaScript : 自然対数 & 対数螺旋
http://theendoftakechan.web.fc2.com/eII/hitsuge/arcus/spiral.html
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