(接線は直線なので、その方程式は、1 次関数となります。)
◎ 方程式に導関数が含まれていれば微分方程式になるのですね。
✥ 導関数[ ◈ ディーワイ、ディーエックス ◈ ]
▣ | dy |
dx |
◈ この接線の傾き[ 1 次関数: y = 2x ]が、微分方程式[ y = x2 ]の導関数になります。
▸ 2 次関数を微分して求めた接線の傾きは、2 次関数の導関数になるわけです。
✥ 微分の計算の復習
● 考え方としては、まず任意の 2 つの地点間の傾き(平均変化率)を求めました。2 地点の座標と傾き m を
● P ( p , p2 )
● Q ( q , q2 )
▣ m = | q2 - p2 |
q - p |
[ q2 = ( p + h)2 = p2 + 2ph + h2 ]
と、計算されるので、▣ m = | ( p2 + 2ph + h2 ) - p2 | = | 2ph + h2 |
( p + h) - p | h |
▣ m = | 2ph + h2 | = | h × (2p + h ) | = 2p + h |
h | h |
▣ y = f (x) = 2x + h
◯ さらにここで、h が限りなく 0 に近づくとすると、数学上の書式として、 ▸ y = 2x
であるかのように表現されることになります。◎ この関数(瞬間変化率)は、もとの関数[ 2 次関数: y = x2 ]の導関数で、微分係数なのでした。
✥ 微分係数の演算式と計算結果
● y = f (x) = x2 の 場合
▣ y´ = f ´(x) = | dy |
dx |
▣ f ´(x) = | lim |
f (x + Δx ) - f (x) | = 2x |
Δx |
✥ 1 次関数の方程式と切片の計算
▣ y = ax + b
▣ b = y - ax
※ 切片 b の計算に必要なのは、傾きと、1 点の ( x , y ) 座標です。
● 点 P ( x , y ) 座標の微分計算
◈ もとの 2 次関数
▣ y = f (x) = x2
◈ 導関数(接線の傾き)▣ y´ = f ´(x) = 2x
◈ 2 次関数の曲線の接線の傾きと切片の計算
〔 ※ 微分方程式と座標点 P ( x , y ) における接線の傾きと切片 〕▣ f (x) = y = x2
▣ f ´(x) = 2x
▣ b ( = y - ax )
= y - 2x × x = x2 - 2x2
= - x2 = - f (x)
= y - 2x × x = x2 - 2x2
= - x2 = - f (x)
◈ 点 P ( x , y ) を通る接線の方程式
〔 ※ 接線の各座標を点 P´ ( px , py ) とする〕◈ py = f ´(x) × px - f (x)
◆ 2 次関数の曲線に対する接線の方程式の基本形 ◆
放物線の x 座標: , y 座標:
f ´(x) = 2x =
✥ 接線の切片 b と接線の x 座標に対する y 座標 ▣ b = - x2 = - f (x) =
◆ 接線の方程式
◈ y = |
―― 例により、コピペしてそのまま使える、JavaScript の見本をテキスト化して掲載した最新版のページを、以下のサイトで公開しています。
JavaScript: 円の接線と面積
http://theendoftakechan.web.fc2.com/eII/hitsuge/arcus/limit.html
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