2015年7月22日水曜日

イスラムの神と「紙の道」

トマス・アクィナスのキリスト教的アリストテレス主義というものについて、
文献を抜き書きしていたら、その前段階における、

イスラムとアリストテレス主義の関係性について、
「神の道」ならぬ「紙の道」が大いに影響するような気がしてきました。

アリストテレスの思想は、彼の愛弟子である、
アレキサンダー大王と共に、インドにまで行きました。
その途中で、バビロニアから、‘zero’ の起源が加わっています。

領土の広さで、そのマケドニアの帝国にまさる、イスラムの大帝国は、中国にまで達しています。

イスラムの神が東進した結果、サマルカンドで、中国軍と激突

751 年 タラス川の戦いに勝利

その結果、それまで中国からの輸入品のみであった紙が、西洋に技術として
もたらされたのでした。


日本では、仏教と共に、大陸やら近場の半島やらから、大量の技術者が伝来し、
いにしえより、紙は日常の品となり、やがて日用の品となったと思われるのですが、
西欧では、そうではなかったのです。

紙はルネッサンスと共に中世のヨーロッパにもたらされた、画期的な技術であったわけです。
その結果として――
活版印刷の技術が発明され、本が大量に流布するようになった、という次第です。

コペルニクスの有名な本が出版されたのは、活版印刷の開発からおよそ 100 年後のことになります。


アリストテレス主義 Ⅰ
http://theendoftakechan.web.fc2.com/nStage/Aristoteles.html

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