「力のない正義は無力であり、愛のない力は暴力である」
かくの如くである。
これは、今回の表題に掲げた、パスカルの言葉を、容易に連想させる。
そういうわけで、かどうか、最強の「神」が最も正しい、ということになる。
では「神」なき時代の正義はどこにあるのか。
――だから、なのか。「強いアメリカ」がアメリカによって常に語られる。
西欧の革命の時代の、文献に当たっていて、
フランシス・ベーコンの「知」と「力」についての、誤解めいた慣用句について、
詳しく調べていくと、やはり、歪曲という常套手段を免れようもないことが知れる。
ひとは都合のいい話ばかりを聞きたがる、と、
パスカルもまた、都合よく、聖句を変えて、引用していたりする。
未発表原稿なのだし(遺稿)、たぶん、ちょっとした、勘違いなのだろう。
と、都合よく、解釈しておく――。
で、それに絡めて、
パスカルの「知」と「力」についての言葉も、ピックアップしてみた。
そんなこんなで、また、
「無知」を力とした、ファインマンさんの語り口をも、思い出す。
われわれは、まだ何も知らないのだ。だから――。
「知らないことから、はじめよう」
――とりとめもない、疲れるだけの、話だ。
だから。ここで、一度、
無知は力なり、と、開き直ってみる。
ベーコン 及び パスカル の 「知と力」
http://theendoftakechan.web.fc2.com/nStage/Pascal.html
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