2015年10月14日水曜日

パスカル「力のない正義は無力であり、反対される」

少林寺拳法の開祖も、極真空手の創始者も、同様な教えを語る。

「力のない正義は無力であり、愛のない力は暴力である」

かくの如くである。

これは、今回の表題に掲げた、パスカルの言葉を、容易に連想させる。

そういうわけで、かどうか、最強の「神」が最も正しい、ということになる。
では「神」なき時代の正義はどこにあるのか。

――だから、なのか。「強いアメリカ」がアメリカによって常に語られる


西欧の革命の時代の、文献に当たっていて、
フランシス・ベーコンの「知」と「力」についての、誤解めいた慣用句について、
詳しく調べていくと、やはり、歪曲という常套手段を免れようもないことが知れる。

ひとは都合のいい話ばかりを聞きたがる、と、
パスカルもまた、都合よく、聖句を変えて、引用していたりする。
未発表原稿なのだし(遺稿)、たぶん、ちょっとした、勘違いなのだろう。
と、都合よく、解釈しておく――。

で、それに絡めて、

パスカルの「知」と「力」についての言葉も、ピックアップしてみた。

そんなこんなで、また、
「無知」を力とした、ファインマンさんの語り口をも、思い出す。
われわれは、まだ何も知らないのだ。だから――。

「知らないことから、はじめよう」

――とりとめもない、疲れるだけの、話だ。

だから。ここで、一度、

無知は力なり、と、開き直ってみる。


ベーコン 及び パスカル の 「知と力」
http://theendoftakechan.web.fc2.com/nStage/Pascal.html

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