デカルト『幾何学』(ちくま学芸文庫)という本をめくってはみたけれど、
そこに所謂―いわゆる―「デカルト座標」は皆目、見受けられなかった。
――にもかかわらず、デカルトの座標は「デカルト座標」でなければ、
どうにも説明がつけられず、その当座(今年の7月)に、自身でそう決着をつけた。
デカルトは、直交するふたつの数直線を幾何学に合体させることで、図形の長さやらなにやらを、それらふたつの数直線の交点を基準とする、二種の数値で表現してしまったのだ。
このように書いたのである。
――が、やはり、未確認の情報を勝手に決めつけるのは、誤謬の元である。
このたび、デカルトの座標は「デカルト座標」ではないと書いてある、
文献に出くわした、のである。
いま一度探してみたところ、デカルトの座標がどのようなものであり、
そこからデカルトはどのように解析幾何学を創出していったのかが解説してある、
『近藤洋逸数学史著作集 [ 2 ]』「数学思想史序説」というありがたい書物に辿りつけた。
そういうわけで、このたび情報の修正されたページをアップする、ことができた。
幸いなことである。
デカルトの座標と「デカルト座標」についての修正
http://theendoftakechan.web.fc2.com/nStage/geometrie.html#tetsugaku5r01
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デカルト「幾何学」
http://theendoftakechan.web.fc2.com/nStage/geometrie.html
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